koeda-miya’s diary

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宮田くん語り

宮田くんはほんとようがんばったよね😣
アニメが大衆娯楽として浸透しきった今、時代が味方してくれてるのもあるけど、今のようにオタクからも一目置かれ、アニメ関連の仕事のオファーが絶えず、大好きなラブライブ!の番組MCを任されるようにまでなった宮田くんには当時のようなオタオタしさはあまり感じない。プロ意識と上品さを備えている。

オタク特有のキモさがないと世間のオタクからは支持されないし、でもそれはアイドルとしてはマイナスになってしまう。それでも当時の宮田くんは自分を信じて、その道を突き進んだわけだよね。認知程度でファンとは程遠かった私は、キスブサとか当時のヘタレキャラも相まってジャニーズとしては残念な印象持ってた。性格的には明るくて面白いけどこの人を応援するファンの人って彼のどこが好きなんだろうとか思ってたかも。最低ですね。

でもそこで終わらなかったのが宮田くんの凄さだと思う。世間を、私をギャフンと言わせるような逆転劇が始まってる最中。キモいだのブサイクだの、ひどい言葉を浴びて傷ついたこともたくさんあったでしょう。まだ知名度のない頃はアニオタからも叩かれることだってあったと思う。駆け出しの頃の宮田くんは、アイドルかオタクか、どちらを選択するか悩んだはず。今でこそ自称オタク界のプリンス、オタクであり、アイドルとしての人気も実力も高まって、本人も楽しめているっていうアイドルとオタクのいいバランスを保てているけど、そこにいくまでには長い月日と相当の努力、忍耐が必要で、何か一つを極める、ましてや両立するって大変なこと。それを理解して、たとえアイドルとしてマイナスのスタートになるとしても、オタクの道を選んだ宮田くんは先を読む力がある。そして中途半端で終わらなかった。ジャニーズなのにきちんと世間にキモいと思われ、アニメが好きなキスマイ宮田と認知され、アニオタにこいつは本物だと認められる。そしてオタクとしての地位を確立した後に自分の原点に戻り、光一くんのようなアイドルになる、王子様になるというアイドルモチベのもとアイドルとしての自分を磨いていく。今の宮田くんがどんどんかっこよくなるのは、好きなことを仕事にできているから、自らが楽しんでいるからなんだろうな。内面から溢れ出る輝きは人を惹きつけるんですよね。

 

ー俺って、いつまで人に笑われてないといけないんだろう。それに、そんな姿ばかり応援してくれるファンの人に見せるの、なんかかわいそうで。

ーだから俺、もうおもしろい人間でいるんじゃなくて、自分が楽しいと思う生き方をしようって決めたんです。

(anan 2020/10/07号より)

 

2年ほど応援してきて宮田くんには2つの顔があると感じる。ナルシストで自分ことが大好き、いつもポジティブで人と関わるのが好きな陽の宮田くんと、自信がなく繊細で傷つきやすい、一人部屋に籠るのが好き、他人に興味のない陰の宮田くん。すごいよなぁ、絵に描いたような二面性。誰しもいろんな顔を持って生きているものだから全然珍しいことでもないと思うんだけどね。私はそんな宮田くんが自己肯定感を下げずにここまで歩んで来れたことが興味深いなと思うんです。もともとの性格なのか？周りのサポートなのか？

デビュー当時、俺のファンの人は俺のどこを好きになってくれたんだろう？自分のいいところが分からないなんて語ってたなんて信じられないです。それだけ、今の宮田くんはネガティブな発言を慎むから周りに対しても自分に対しても気分が下がるようなことを決して言わない。自虐をしない。彼は分かってる、自分を応援するファンは自虐する自分を見ても少しも喜ばないこと。当時を知ってるわけではないけど、しんどい思いをしてきた姫はたくさんいらっしゃると思います。過去映像見ても自虐というよりギャグで滑ったりとかおもしろキャラで体張ってることの方が多かったのかもしれない。人の痛みが誰よりも分かる繊細で優しい人だから、そんな人がいじられキャラになること自体が間違ってたんだと思います。宮田くんの繊細さを感じ取れる人こそ、宮田くんという王子様を見つけ出した選ばれしお姫様たち。そんなお姫様を誰よりも幸せにしたいと誓う宮田くん。そこにはきっと自分と同じように胸を痛めてくれた姫たちの傷を癒してあげたい、これからたくさんかっこいい姿、活躍する姿を見せてあげたいという気持ちがこもってるんですね。姫と王子の絆は誰にも邪魔できない。キスマイとして叶えたい夢も、メンバー愛にも嘘はないけど、それとは別にそんな思いが彼のアイドルとしての原動力になっているのだ思います。

昔の宮田くん見てると、そりゃ今はどんな宮田くん見てもかわいいなかっこいいな好きだなってなるけど、当時から今のような人柄、魅力を備えていたわけではないと思うんです。人知れず強い精神力を身につけて、自信をつけて、自分の進むべき道を見つけ、人生を謳歌している宮田くん。昔から変わらず朗らかな性格でいつもキスマイの中心で笑ってくれてる宮田くん、私はきっとそんな彼が誰よりも変わったんだろうと思うんですよね。